使い始めてから「これ、結局こういうことだったんだな」と思ったのは、私に必要だったのは“すごく飲みやすいタンブラー”ではなく、“飲みたいと思った瞬間にすぐ動けるタンブラー”だった、ということでした。
前までの私は、水分をちゃんと取ろうと思ってタンブラーを持ち歩いても、意外と続きませんでした。
保温性もあるし、見た目も嫌いじゃないのに、なぜか出番が減っていく。
その理由をうまく言葉にできなかったのですが、しばらく使い方を振り返ってみたら、原因はかなり単純でした。
開けるのが少し面倒だと、それだけで手が止まるんです。
ほんの一動作のことなのに、仕事の途中や家でちょっと手が離せない時だと、その「ちょっと」が妙に重たく感じました。
出番が減っていた理由は、飲みにくさではなく操作の小さな面倒だった
特に多かったのが、「今飲みたい」と思ったのに、そのまま後回しになる場面です。
パソコン作業の途中、メモを見ながらの作業中、家の中で立ったついでに一口飲みたい時。
そんな時に、フタをひねるとか、持ち直すとか、開ける向きを気にするとか、そういう細かい手間が入るだけで気持ちが途切れてしまうんですよね。
あとで飲めばいいと思って、そのまま気づいたら1時間くらいほとんど飲んでいない、ということも何度もありました。
大げさではなく、私の場合は「飲みやすさ」より前に、「操作しやすさ」が一番大事だったんだと思います。
ワンタッチで開けられるサーモスを選んだ
そこで選んだのが、ワンタッチで開けられるタイプのサーモス JNL-Sでした。
最初に気になったのは、難しいことを考えなくても使えそうだったところです。
片手で持って、親指で開けて、そのまま飲める。
この流れがすごく自然そうで、これならちゃんと使うかもしれないと思いました。
正直、買う前は「そんなに変わるかな」と半信半疑だったんですが、実際に使い始めてみると、想像していたよりずっと違いました。
一番変わったのは、飲むまでの早さだった
一番変わったのは、飲むまでの早さです。
飲みたいと思った時に、余計な準備なしでそのまま移れるのが本当にラクでした。
前はフタを開ける前に一瞬だけ気持ちが止まっていたのに、それがかなり減りました。
たぶん数秒の差なんですが、この数秒がないだけで、こんなに手が伸びやすくなるんだと驚きました。
しかも、飲み終わったあとに閉める動作も流れの中で済ませやすいので、「また閉めるのか」と感じる回数も減った気がします。
水分補給を「意識してやること」から外せた
使い始めてしばらくすると、水分補給そのものに対する気持ちも変わってきました。
前は「ちゃんと飲まなきゃ」と少し意識していたのに、今は喉が渇く前でも自然に手が伸びます。
これが思っていた以上に大きかったです。
無理して習慣を作ったというより、邪魔だった小さな面倒が減ったことで、もともとやりたかった行動がそのままできるようになった感じです。
地味な変化ではあるんですが、毎日の中ではかなり効きます。
机の上に置いてあっても、以前より確実に使う回数が増えました。
使い続けやすさは、毎回の「面倒じゃなさ」で決まる
あと、こういうものって使い始めの勢いだけで終わることもあると思うのですが、今回はその逆でした。
最初の印象より、数日使った後のほうが良さを感じています。
理由は、毎日の中で何度も繰り返す動作が本当にラクだからです。
タンブラーって、一回すごく感動するというより、毎回の「面倒じゃなさ」で評価が決まるんだなと実感しました。
保温性や軽さみたいな基本の安心感があるのももちろん良いのですが、私にとってはいちばん大きかったのは、やっぱり操作で引っかからないことでした。
タンブラーが続かないなら、容量より先に操作性を見たほうがいい
同じように、タンブラーは持っているのに結局あまり使わなくなる人には、一度「何が面倒なのか」を細かく見てみるのがすごくおすすめです。
容量でもデザインでもなく、開ける、飲む、閉める、その一連の動作に小さな引っかかりがないかを見るだけで、選び方がかなり変わると思います。
私の場合はそこがはっきりしたことで、やっと「使い続けられるもの」に出会えました。
毎日の水分補給って、気合いや我慢で続けるより、無意識でできる形に寄せたほうが圧倒的にラクなんですね。
今は以前より自然に飲めるようになって、タンブラーを持つ意味をちゃんと感じられるようになりました。
持っているのに使わなくなるなら、操作のしやすさを最優先にする価値がある
もし前の私みたいに、「持ってはいるけど、なんとなく使わなくなる」と感じているなら、操作のしやすさを最優先にして選ぶのはかなりアリだと思います。
少しの差に見えても、その少しが毎日を左右します。
続けやすいものに変えるだけで、水分補給のハードルって想像以上に下がるんだなと、今は素直に思っています。


コメント