小学生の子どもがいると、帰宅したあとの家の中は一気に空気が変わりますよね。
ランドセルを下ろして、おしゃべりしながらリビングへ入ってきて、その流れで帽子がダイニングの椅子に置かれていたり、ソファの端にちょこんと乗っていたり。
以前の私は、その何気ない光景を見るたびに「またここに置いたの?」と気になってしまっていました。
特に花粉の時期は、外でかぶっていた通学帽子や上着がそのまま家の奥に入ってくることがどうしても落ち着かなかったんです。
でも、毎回強く言うのも疲れるし、言われる子どもも嫌だろうなと思って、地味にストレスが積み重なっていました。
帰宅後のバタバタに余裕がなくてしんどかった
しかも困るのは、私自身が夕方いちばん余裕のない時間帯だということでした。
帰宅後は手洗いもうがいもしてほしいし、宿題の声かけもあるし、夕飯の支度も進めたい。
そんな中で「帽子は玄関に置いて」「上着もそこで脱いで」と細かく何度も言うのは、正直かなりしんどかったです。
ちゃんとした収納を増やせばいいのかなとも考えましたが、玄関がごちゃごちゃして見えるのは嫌でした。
何かを大きく変える前に、もっと無理のないやり方がある気がしていたんです。
わが家で始めた「玄関で10秒ルール」
そこで始めたのが、すごく単純な「玄関で10秒ルール」でした。
やることは本当にそれだけで、家に入ったらまず帽子を外す、その次に上着を脱ぐ。
たったこれだけです。
最初はうまくいくか半信半疑でしたが、子どもにも「帰ってきたら最初に帽子、次に上着、そのあと手洗いね」と短く伝えるようにしました。
あれこれ説明するより、順番だけ決めたほうが分かりやすいかなと思ったんです。
片づけより先に「流れ」を作るほうがラクだった
やってみて感じたのは、片づけのルールというより、帰宅の流れを作る感覚に近いことでした。
帽子の置き場所を細かく指示するより、「まず玄関で外す」ができるだけで、その先の散らかり方が全然違いました。
以前はソファやダイニングに置かれてから私が回収していたのに、今は家の奥まで持ち込まれる回数がぐっと減りました。
上着も同じで、完璧にきれいに収納できなくても、とりあえず玄関で止まってくれるだけで気持ちが全然違います。
声かけが短くなって家の空気も少しやわらいだ
この方法のよかったところは、私のイライラが減ったことでした。
前は帽子を見つけるたびに注意する側になっていて、自分でも小言が増えている感じがしていたんです。
でも今は「置きなさい」ではなく「順番だけ思い出してね」と言えばいいので、声かけが短く済みます。
子どもも叱られた感じになりにくいのか、前より素直に動いてくれる日が増えました。
たった数秒のことなのに、家の空気が少しやわらかくなった気がします。
毎日完璧じゃなくても続けやすいのがよかった
もちろん、毎日完璧ではありません。
急いでいたり、友達との話が盛り上がっていたりすると、そのまま入ってきてしまう日もあります。
でも、前みたいに「またできてない」と全部をダメに感じることは減りました。
玄関で10秒止まれた日はそれで十分、できなかった日はまた思い出せばいい、くらいに考えられるようになったのも大きかったです。
家事も子育ても、毎日100点を目指すと苦しくなるので、こういう小さな仕組みのほうが結局続くんだなと実感しています。
花粉対策は大がかりにしなくてもよかった
花粉対策というと、つい特別なことをしなきゃと思いがちでしたが、わが家には「帰宅してすぐの順番を整える」くらいがちょうどよかったです。
玄関の見た目を大きく変えずに始められて、親の負担も増やしすぎず、子どもにも伝えやすい方法でした。
もし以前の私と同じように、帽子や上着が家の中に入ってくることにモヤモヤしている方がいたら、まずはこの10秒ルールから試してみてほしいです。
派手さはないけれど、毎日の小さなストレスを静かに減らしてくれる方法でした。
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玄関や子ども部屋向けとして使いやすく、帽子・かばん・上着の定位置づくりにぴったりでした。
見た目がシンプルで圧迫感が出にくいので、玄関で「まず帽子を外す」流れを作りたい方にも取り入れやすいと思います。
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