花粉の時期の「ただいまの流れ」を見直したら、帰宅後のピリピリが少し減った話

子どもの花粉対策

春になると、子どもが学校から帰ってくる時間が、少しだけ身構える時間になっていました。

玄関が開いて「ただいまー」と元気に入ってくるのはうれしいのに、そのまま髪を触る、顔をかく、ランドセルを置いてソファにちょこんと座る。

その流れを見るたびに、心の中で「あっ…」と焦ってしまっていたんです。

花粉の時期は特に、それだけで家の中に広がってしまいそうな気がしていました。

せっかく朝に掃除したのに、また気になってしまうのもしんどかったです。

だからといって、帰宅するたびに「先に手洗い!」「髪触らないで」「ソファはあと!」と何度も言うのも、正直かなり疲れていました。

悪気はないのに空気が悪くなるのがつらかった

子どもに悪気がないのはわかっています。

帰ってきてほっとしたい気持ちも、きっとあるはずです。

でも私は私で、家の中の花粉が気になるし、毎回注意する役になるのもしんどい。

その小さなストレスが積み重なって、たった数分の帰宅後の時間なのに、親子で空気が悪くなる日もありました。

これを何とかしたいと思ったとき、叱る回数を増やすのではなく、帰ってきてからの流れを決めてしまえばいいのかもしれないと考えるようになりました。

帰宅後の流れをシンプルに固定した

そこでやってみたのが、帰宅後の流れをとにかくシンプルに固定することでした。

うちで決めたのは、「ランドセルを置く」「上着を脱ぐ」「手洗い」「そのあと自由」の4つだけです。

最初は紙に書いて貼ることも考えました。

でも、子どもが見てすぐわかるように、お支度ボードのようなものを使って、順番を見える形にしました。

口で何度も注意する代わりに、帰ってきたらまずそのボードを見る。

たったそれだけでも、親が言う回数が少し減りました。

オートディスペンサーで手洗いに入りやすくなった

洗面所には、オートディスペンサーを置きました。

これが思っていた以上によかったです。

今までは、ポンプを押して泡を出すというひと手間があるだけで、子どもが途中で別のことに気を取られたり、「あとでやる」が始まったりしていました。

でも、手をかざすだけだと、そのまま流れで手洗いに入りやすいんです。

小さなことなのに、帰宅後のバタバタした時間にはこの差が大きいんだなと感じました。

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完璧を目指さず戻せる形にした

最初の数日は、もちろん完璧ではありませんでした。

ソファに向かいかける日もあったし、手洗いの前に「今日ね、学校でね」と話し始める日もありました。

でも、そのたびに細かく叱るのではなく、「ただいまの順番、見てみようか」と戻せばいいと決めていたので、前より私の気持ちがラクでした。

子どもも責められている感じが少ないのか、以前より反発しにくくなった気がします。

帰宅後の空気が少しやわらいだ

数日たつと、少しずつ変化が出てきました。

玄関に入ってすぐ上着を脱ぐのが自然になってきて、洗面所に向かうまでの流れが早くなったんです。

私のほうも「ちゃんとやってよ」と身構える気持ちが減って、帰宅後に最初にかける言葉が注意ではなく「おかえり」に戻ってきました。

これが私にはかなり大きかったです。

たったそれだけのことに見えるのに、家の空気って本当に変わるんだなと思いました。

花粉への不安も少しやわらいだ

それに、花粉そのものへの不安も少しやわらぎました。

もちろんゼロにはできないけれど、何も決まっていない状態でリビングに直行されるより、「玄関で止まる」「順番を見る」「手洗いしてからくつろぐ」という流れがあるだけで気持ちが違います。

掃除のあとにすぐまたモヤモヤする感じも減りましたし、子ども自身も「帰ったらこれをやる」という感覚がついてきたようです。

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花粉対策以外にもよかったことがあった

うれしかったのは、これが花粉対策だけで終わらなかったことです。

手洗いの習慣そのものが安定したので、外から帰ったあとの衛生面でも安心感が増しました。

しかも、親が頑張り続けないと成立しない方法ではなく、子どもが自分で動きやすい形に寄せたことで、こちらの消耗が少ない。

無理なく続けたいと思っていた私には、この「頑張らなくても回る感じ」がいちばん合っていました。

同じようにモヤモヤしているなら流れを先に決める

同じように、帰宅後の「ちょっと気になる」が積み重なっている方には、最初から完璧を目指さず、ひとつ流れを決めてみるだけでもかなり違うと思います。

子どもを強く管理するより、動きやすい順番を先に用意しておく。

そのほうが親も子もラクでした。

春のあいだずっとピリピリするのではなく、少しでも「おかえり」が穏やかになる方法として、うちではかなり助けられたやり方です。

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