小学生の子どもがいる我が家では、花粉の時期になると帰宅後の上着の置き場がずっと気になっていました。
外から帰ってきた上着を、そのままソファやダイニングの椅子に置かれるたびに、「それ、玄関で止めたかったのに…」と心の中でため息をつくことが増えていたんです。
しかも子どもに悪気はないので、強く言いすぎるのも違う気がして、でも毎日のことだから放っておくのも嫌で、地味にストレスが積もっていました。
何度言っても元に戻ってしまっていた
最初は「ちゃんとハンガーに掛けてね」と言っていました。
でも、子どもにとってはそのひと手間が意外と面倒だったみたいで、その場ではできても次の日にはまた元通りでした。
結局、私が何度も声をかける係になってしまっていたんです。
そこで思ったのが、「片づけなさい」と言い続けるより、帰ってきた流れで自然にできる仕組みに変えたほうが早いかもしれない、ということでした。
玄関に上着の定位置を作ってみた
そこで玄関の壁に、子どもの手が届きやすい高さで壁フックを付けてみました。
大げさな収納家具を増やすほどではないけれど、上着だけはそこで完結できるようにしたかったんです。
設置した場所は、玄関を入って靴を脱いだらすぐ目に入る位置です。
しかも「ここが上着の場所だよ」と見ればわかるように、かなりわかりやすくしました。
最初は本当にこれだけで変わるのかなと思っていたのですが、やってみると想像以上でした。
子どもが迷わなくなって、声かけも減った
いちばん大きかったのは、子どもが迷わなくなったことです。
ハンガーにきれいに通す必要はなくて、とにかく引っかけるだけなので、動作が一瞬で終わります。
そのおかげで、帰宅した勢いのまま片づけができるようになりました。
「上着!」と何度も言わなくても、玄関で脱いでそのまま掛ける流れが少しずつ当たり前になってきたんです。
これだけでも、私の気持ちはかなりラクになりました。
上着がリビングまで来ないだけでかなり違った
それに、上着がリビングまで来なくなったのは想像以上に快適でした。
花粉のことを完全にゼロにはできないとしても、「少なくともソファに直置きされるよりはずっといい」と思えるだけで、家の中での落ち着き方が違います。
帰宅後にまず上着を玄関で止められるので、家の奥まで持ち込む前にワンクッション置ける感じです。
以前は、椅子に置かれた上着を見るたびにまた注意しなきゃ、と気持ちがざわついていたのですが、今はその回数がかなり減りました。
見た目が大げさにならなかったのもよかった
見た目が大げさにならなかったのも、私には合っていました。
玄関って、便利さを優先するとすぐ生活感が強くなりがちですが、壁フックなら圧迫感が少なくて、空間の邪魔をしにくいのが助かります。
子ども用の高さに付けたことで、本人にとっても「自分の場所」という感覚が持ちやすかったみたいで、帽子を掛けたり、たまに小さな手提げを掛けたりするようにもなりました。
片づけの第一歩って、完璧にしまうことじゃなくて、戻す場所がすぐわかることなんだなと実感しました。
注意の仕方が変わると空気も変わった
もちろん最初から毎回完璧にできたわけではありません。
でも、「ソファに置かないで」ではなく「ここに掛けるだけだよ」と言えるようになったことで、私も注意する側としてかなりラクでした。
子どもも責められている感じが少なかったのか、前より素直に動いてくれた気がします。
家の中の小さなことだけど、こういう毎日の引っかかりが減ると、夕方のバタバタした時間の空気まで少しやわらぐんですよね。
花粉の時期こそ、気合いより仕組みのほうが続きやすい
花粉の時期のストレスって、ひとつひとつは小さく見えても、毎日積み重なると本当にしんどいものだと思います。
だからこそ、気合いや根性でどうにかするより、無理なく続く仕組みに変えるのがいちばん効くんだなと感じました。
我が家では、玄関に上着の定位置を作っただけで、片づけと花粉対策の両方が少しラクになりました。
同じように、帰宅後の上着問題でモヤモヤしている方がいたら、まずは「一瞬で戻せる場所」を玄関につくるところから試してみるのはかなりおすすめです。


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